「何が始まるんです?」
「AppleとGoogleの直接戦争だ」
「iPhone XS」と「iPhone XS Max」が発売され、1か月後には「iPhone XR」も発売されるとあって大盛り上がりのスマートフォン業界。
しかし、みなさんは知っていますか?もうすぐ、もう1つの黒船がやってくることを…
この記事のもくじ
Googleが日本のスマホ市場に再参入
その黒船とは…
Huawei!!
ななねこ
ドルフィン
まあそれは冗談で、今回日本に上陸するのが…
天下のGoogle先生でございます!
Google先生というと、どんなブロガーさんでも頭が上がらないという…
ななねこ
ドルフィン
一部の人は「あれっ?」と思ったかもしれません。
実はGoogle、過去に一度「Nexus」というブランドを掲げてスマホ・タブレット市場に参入しています。
しかし「Nexus」シリーズは2016年に販売が終了し、海外では後継のブランドとして「Pixel」の販売がスタートしました。一方で日本市場には「Pixel」は投入されず、事実上の日本市場撤退となりました。
ではなぜ、このタイミングで再参入することとなったのでしょうか?
Appleの1強体制が揺らぎはじめている…
今までの日本のスマートフォン市場は世界的に見てかなり特殊なタイプで、iOSのシェアがAndroidのシェアを圧倒的に上回っているという状態でした。
しかし3年ほど前からその状況が動き出し、最近になってついにAndroidのシェアがiOSのシェアを上回りました。
そんな中での今回のGoogleの日本市場再参入…Androidの優勢な状況を見て、再び勝負に出ることを決断したのかもしれませんね。
その「Pixel 3」ってどんなスマホなの?
では、日本にも投入される予定の新スマートフォン「Pixel 3」はどんなスマートフォンなのでしょうか。
ノッチなしの小型版、ノッチありの大型版の2機種
「Pixel 3」はどうやら、小型な筐体の無印版「Pixel 3」と、大型な筐体の「Pixel 3 XL」の2機種が展開されるようです。
「Pixel 3」は5.5インチの有機EL(OLED)ディスプレイを搭載した、どちらかというと「Galaxy S9」に近いタイプの形状をした端末になっています。
一方、「Pixel 3 XL」は6.2インチ(もしくは6.7インチ)の有機ELディスプレイを搭載した、ノッチ付きのデザインになるようです。
ななねこ
ドルフィン
ななねこ
リーク情報によると、両機種ともに側面は金属素材、また背面は上部がガラス、下部がプラスチックの素材となっているようです。また、メインカメラはシングルレンズ、ワイヤレス充電にも対応するようです。
RAMは4GBで「iPhone XS」と同等ですが、Androidの中ではミドルポジションといったところ。またストレージは64GBまたは128GBで、SDカードは使用できなさそうです。極めつけにイヤホンジャックはなし。そんなところまでiPhoneリスペクトしないでいいから(良心)
ただ「iPhone XS」と違うのは、本体背面に指紋センサーがあること。今年の「iPhone」は「Touch ID」が全面廃止になってしまいましたから、「Touch ID」派には嬉しいかもしれません。
他のスマホに比べて何が魅力?
では、僕が「黒船来航!」と騒いでいる理由はなんなのか。それはAndroidスマートフォンのとある「性質」にあります。
プリインストールアプリが少ない、純粋なAndroid端末
iOSを搭載したスマートフォンはAppleの1社のみが開発している一方、Androidを搭載したスマートフォンは多数のメーカーが開発しています。
そこで起こるのが「プリインストールアプリ問題」。各メーカーは自分たちのアプリケーションを使ってもらおうと、Androidそのもののプリインストール(もともと入っている)アプリに加えて自社のスマートフォンに自社オリジナルのアプリケーションをプリインストールするわけです。これがユーザーが挙げる、Androidの「デメリット」でした。
しかし「Pixel 3」の開発元はAndroidの開発元でもあるGoogle。つまり自らが作ったシステムなので、アプリケーションをさらにプリインストールする必要性がありません。
そのため「Pixel 3」は「純粋なAndroidスマートフォン」であり、Android自体のプリインストールアプリ以外は何もアプリが入っていないのです。
一定期間は必ずOSのアップデートができる
もう一つの魅力。それは「2~3年間の間、Android OSのアップデートが必ず可能」ということ。これは先ほどの「プリインストールアプリが少ない」ということにも直結しています。
ほとんどのAndroidスマートフォンはメーカーによってカスタマイズが施されており、短い期間しかアップデートができなかったり、酷い場合にはアップデートすら不可能といった状態です。
しかし「Pixel 3」は純粋なAndroidスマートフォンであるため、唯一「OSアップデート保証期間」が明確に決められています。
少なくとも2年間はOSがアップデートされるので、使っているうちは最新の環境で運用をすることができそうです。
全容は10月9日深夜に判明
そんな期待値の高い「Pixel 3」。詳細は10月9日の深夜24時から開催されるイベントで発表されます。
再び始まる、Apple対Googleの直接対決。果たして、どのような機種になるのでしょうか?楽しみで仕方ありません(笑)。
というわけで、今回の記事はここまでです!また次回の記事でお会いしましょう!