すっかりスマホ社会と化した現在ですが、みなさんモバイルバッテリーは使っていますか?
僕のクラスにも思いのほかモバイルバッテリーを持っている人が多く、ガジェット好きというわけではない層の人々にも「モバイルバッテリー」というものが行き渡っていることが分かります。
そこで今回は、「使いやすい」モバイルバッテリーを選ぶための3つのポイントをだらだらと書いていきたいと思います。
ちなみに僕は5000mAh(「iPhone XS」を約1.3回充電できる容量)のモバイルバッテリーを持っています。へたってきたのでそろそろ買い替えたい。
この記事のもくじ
この記事の注意点
この記事にはいろいろと専門用語が挟まれているので、もしかしたら「な、なに言ってるの…?」状態になる方もいるかもしれません。
その都度、カッコ内などで分かりやすい表現を併記しておきますので、「ほーん、そうなんや」ぐらいの気持ちで見ていただければ幸いです(笑)
1.「容量」で選べ!
まず重要となってくるのは、モバイルバッテリーの「容量」です。
モバイルバッテリー(スマホのバッテリーも)の容量は「mAh」(ミリアンペア時)という単位を使って表しますが、単純に言えばこの値が大きいほど容量が大きいモバイルバッテリーといえます。
で、よくあることなんですが、これをほんの少しだけ分かっている人が…
10000mAhのモバイルバッテリーなら、2000mAhのスマホを5回充電できるじゃん!
と、言うことがあるんです。でも実際の話、5回も充電できないんですよ(汗)
実際に、Amazonで販売されている10000mAhのモバイルバッテリー(「ANKER PowerCore 10000」)の商品ページを見てみると、「iPhone XS」を2.6回充電可能と表記されています。
しかし「iPhone XS」のバッテリー容量は2,659mAh。単純計算では4回弱も充電できるはずなのに、実際は2回半ぐらいしか充電できません。
これは充電の際に、どうしても多少のロス(熱など)が出てしまうからです。別に粗悪品じゃないですからね。
ななねこ
ドルフィン
ちなみに、個人的には5000mAh(「iPhone XS」を約1.3回充電可能)か、10000mAh(「iPhone XS」を約2.6回充電可能)の容量を持つモバイルバッテリーをおすすめします。
20000mAh(「iPhone XS」を約5.3回充電可能)という容量を持った製品もありますが、なにせライトユーザーには容量が多すぎるので…(笑)
2.「携帯性」で選べ!
「モバイルバッテリー」というぐらいですから、持ち運びやすさはとても重要なポイントです。
まず重視すべきは「サイズ」
大体のものは普通に持ち運びできるわけですが、その中には「超小型」「超薄型」といったタイプの製品もあります。
先の部分で例として出した「ANKER PowerCore 10000」のサイズは長辺92mm×短辺60mm×厚さ22mm。こちらは10000mAhの容量を持つ中ではかなり小型です。
一方で、下の「ANKER PowerCore Slim 5000」のサイズは長辺126mm×短辺64mm×厚さ10mm。「PowerCore 10000」よりも短辺・長辺ともに長い一方、厚さが10mmと超薄型です。
また「ANKER PowerCore 5000」は円柱状で、サイズは長辺126mm×短辺33mm×厚さ33mm。飲料缶と比較してもこの小ささです。
このように、大小さまざまなタイプのモバイルバッテリーが存在します。
先ほどの「容量」と、この「携帯性」のバランス性が取れている製品が、おすすめの商品といえます。
ななねこ
えげつないモバイルバッテリーもあってだな…
ドルフィン
ななねこ
「モバイルとは何か?」って事になっちゃうから。
ちなみに、基本的には容量が大きいほどサイズが大きい傾向にあります。
こっちも気にしておきたい「重さ」
次に、というより同じくらい重要なのがモバイルバッテリーの「重さ」です。
先ほどの4つのモバイルバッテリーを比較してみるとこんな感じ。
- ANKER PowerCore 5000:約134g
- ANKER PowerCore Slim 5000:約118g
- ANKER PowerCore 10000:約180g
- ANKER PowerCore 20000:約367g
ANKER PowerHouse:約4,200g
このようにデータを並べてみると、「PowerCore 20000」は他の3つに比べて格段に重いことが分かりますね。
逆に「PowerCore Slim」が最も軽く、「iPhone SE」の約113gに匹敵する軽さを備えています。
ななねこ
ドルフィン
ななねこ
個人的には200g以下、理想としては180g以下のものが「携帯性に優れた製品」と思っています。
3.利便性で選べ!
モバイルバッテリーを選ぶ際には、「その商品の利便性」も重視しておきたいところ。
モバイルバッテリーの中には、「USB端子を2個搭載」「コンセントプラグ搭載」「ワイヤレス充電対応」といったタイプも存在します。
「USB端子を2個搭載」のタイプは、スマホや携帯を2台持ちしている人や、スマホとは別にタブレットを持っている人などにおすすめです。
「コンセントプラグ搭載」のタイプの多くはUSB充電器としても使えるので、普段はUSB充電器として使い、外出時はモバイルバッテリーとして使うことができます。
また「ワイヤレス充電対応」はモバイルバッテリーの上に置くだけで端末が充電できるため、外出先でカフェに入って机の上で充電しながらくつろぐこともできます。ななねこ
ドルフィン
また、モノによっては「ノートパソコンを充電できる」という特色があります。職業柄、外出先によくノートパソコンを持ち込む方におすすめですね。
+1.レビューの質で選べ!
ここでもう一つポイントを。ピッタリのモバイルバッテリーを見つけるためには「レビュー」を見ておきましょう。
特にインターネットの通販サイトでは実物を見たり触ったりすることができないので、感覚的に「こういうサイズなんだ」「この位の重さなんだ」と確かめるのは非常に困難です。
そんな時に見ておきたいのが通販サイトでの「レビュー」です。20件ほどレビューがあるのが望ましいです。
レビューではサイズ・重さといった要素のほかに、使用してみた感想や不具合の報告など、購入を迷っている際に参考になる意見を得ることができます。
通販サイトの商品にも当然「当たり」と「ハズレ」があり、「ハズレ」の商品には大抵「すぐに動かなくなった」「正常に動作しない」「何もしてないのに破損した」といった低評価がつけられています。
レビューの「星の数」だけを見るのではなく、しっかりと「内容」を見ることが大事です。
たとえ星の数が4つでも、レビューの内容に「動かない」「破損した」といったものが含まれていることがあるので、注意が必要です。
Amazonでの状況を見る限り、高い評価を受けているのはANKER、Cheero、RAVPowerといったメーカーの製品が多いように感じます。
モバイルバッテリーはとっても便利
モバイルバッテリーは外出先でスマホのバッテリー残量が少なくなってしまったときなどに、とても役に立つ製品です。持っておいて損はないと思っています。
使う頻度に応じて、容量を決めるのがいいかと思います。しっかりと携帯性や利便性も重視して、莫大な数の中から自分に合ったモバイルバッテリーを見つけてみてくださいね。
最後に僕のおすすめを載せておきます。おすすめは「ANKER PowerCore 5000」と「Cheero Power Plus 10050mAh」です。
みなさんもぴったりのものを探してみてくださいね。それでは!