
「iPhone 12」を買いませんでした。

なんだこの記事…

iPhone 12を買おうか一瞬迷いましたが、やめました。
この記事のもくじ
ついに発表!されたけど…

来る10月13日深夜、例年より約1か月遅れでAppleの新型スマートフォン「iPhone 12」が発表されました。
今回は次世代通信システムである「5G通信」に対応し、フラッグシップモデルとしては「iPhone 5s」以来7年ぶりとなる直線的なデザインを採用するなど、かなり大きな変更が加えられました。
でもよく考えてみてください。その「iPhone 12」に、決定的な魅力はありますか…?
僕の場合、その「決定的な魅力」を見つけられなかったので、2世代前のモデルである「iPhone XS」を使い続けることにしました。
ここがダメだよ「iPhone 12」
では何がダメなのか…それをひとつひとつ説明していきますよ。
デザインは刷新したくせに、Lightningはちゃっかり継続

2012年発売の「iPhone 5」以降、Appleは8年間にわたってiPhoneに独自端子「Lightning」を採用しています。
今年も、発表された4モデルすべてにLightning端子を搭載しているわけなのですが…。
正直な話、「そろそろプライド捨てろよ…」と思います。
なぜなら、Lightning端子はiPhoneかiPadくらいしか使い道がないから。
あ、こんなのもあったっけ…


こらっ。やめなさい。
もう8年前とは事情が違う訳です。既に世の中には、「USB Type-C」というとっても優秀な端子があるじゃありませんか。
周りを見てみれば、現在販売されているAndroidのスマートフォンはほぼ全部USB-C端子。わざわざ独自端子を採用してるわがまま坊やはいないんですよ。
Apple!お前だけやぞ!

そして一番意味が分からないのが付属のケーブル。充電器に繋ぐ方はUSB-Cで、本体側はLightningという、意味不明の真骨頂的なケーブル。
そのくせ、充電器は付属してないんです。だったら両方USB-Cにするか、そもそもケーブル付属させないでコストダウンするかにして。何事も中途半端なのが一番嫌い。
ん?EarPods?別にあってもなくてもいいや。

この記事、悪意の塊だな…。
結局、ノッチには手をつけないのかよ

続いて、2つ目の不満。
まず前提から言うと、僕はノッチデザインが大嫌いです。
個人的には「あんなスマートじゃねぇデザインあるか!」と思ってます。割とマジ。
その点、トッポは最後までチョコたっぷり…じゃなくて、GoogleとかSAMSUNGあたりは頑張ってると思います。パンチホールっていうまた新しい形のディスプレイ生み出したからね。
いや、いいんですよ。ここ数年のトレンドが大画面化・ベゼルレスなことくらい知ってますしおすし。自分もちっちゃいノッチだったら文句なんか言いませんよ。
でもiPhoneのノッチ、どう思います?なんか必要以上にデカくないですか?
「無くせ!」なんて無茶なことは言わないので、せめて小さくする企業努力のポーズくらいは取りましょう。
だいたい、「iPhone X」が出てからもう3年も経ってるのに未だに小型化しないのは何なのか。今年はまだどうにか許しますが、来年もこのままだったら恐らくブチ切れると思います。

そこまで文句言うなら買わなきゃいいのに。

だから今年はスルーしたんです。

(やれやれ…。)
まあ、来年発売されるらしい「iPhone 13(仮)」ではノッチが縮小されるとか言われているので、それに期待しましょう。
マスクがマナーの時代に顔認証ってさ…

今のご時世は新型コロナウイルスとかいうとんでもない疫病が流行りに流行って、大混乱なわけですよね。
ええ、僕も被害喰らいましたよ。高校が休校、3か月も。貴重な青春時代の3か月を奪われちゃったよ。
で、問題なのはこの先の話。当然そんな恐ろしい疫病にはできればかかりたくない…となれば、皆さんマスクを着けるのは当然の流れ。
なんか、いましたよね。マスクがなんたらで揉めてる人。いいから黙ってマスク着けてくれって話ですけど。
でも、マスクを着けてると弊害があるんですよ。かんたんです。
「Face IDが使い物になんねぇッッッ」
そうなんですよ。顔認証の「Face ID」が、出先とか学校では全く使い物になりません。
にも関わらず、新型iPhoneは見事に「Face ID」オンリー。なんでやねん!って話。
いや、まあ分かりますよ。開発期間的に、「Touch ID」を復活させるのは難しかったのかもしれないですけどね。
でもあなたのライバルのGoogleは指紋認証復活させましたよ。あなたがもたついている間に、指紋認証を復活させてきちゃいましたよ。
別に「Face ID」が絶対悪だなんてことは言いませんが、このご時世なんだから「Touch ID」を復活させてもよかったじゃないの…なんてことを思ってしまうわけです。

それにしても、Googleの対応の早さは凄かったね…。

来年こそ…来年こそ復活を…!
5G…いる?

「iPhone 12」の売りはなんといっても5Gに対応したこと。
…ですが、2020年10月の時点で、日本で5Gが使えるのは東京などの大都市圏のごくごく一部。しかも全国に拡大するのはあと3年くらいかかりそう。
にもかかわらず、NTTドコモとauでは4G用のSIMカードでは「iPhone 12」は使えません。5Gが使えないのに、契約自体は変更しなければいけない…これって一体…?

フラッグシップモデルだから、他社に負けないために5Gを搭載したんだろうというのは分かる。
でもまだいらね。

ひどい言いようだよね…。
タピオカメラ継続って嘘やろ…

そう、iPhoneならね。
正直言って、「タピオカメラ」とか「リボルバーカメラ」とか言われているこの配置を継続させた担当者はクビにしましょう。
せめて縦に重ねてくれ。「iPhone XS」の時のそこそこ美しいデザインはどこいったんだ。

(今日の記事で一番言葉が強い気がする…)

タピオカブームはもう終わったのに…
がっかりだよAppleさん。

去年もそんな理由でこうした訳じゃないと思うけど…。
これは関係ないけど

「グラファイト」って何やねん。「スペースグレー」となんか違うんかいな。

(ついに難癖まで付けはじめたか…。)
いいところも当然ある
もちろん、すべてが悪いところというわけではありません。完成度そのものは非常に高いと思います。
直線的なデザインが復活!

冒頭でも言いましたが、今回はフラッグシップモデルとしては「iPhone 5s」以来7年ぶりに直線的なデザインを採用しています。
個人的にあの「iPhone 5s」のデザインは最高傑作だと思うので、原点回帰してくれたのはとても嬉しい。
ただ、YouTubeでの開封レビュー動画を見るとなんだか分厚く見えます。とは言っても、「iPhone 11」からは1mm近く薄型化されている(「iPhone 5s」より軽い)ので、いかに今まであの曲線的なデザインに騙されていたかがうかがえますね。

君、Appleアンチなの?

違います!
わがままを言うとすれば、カメラの出っ張りを無くしてほしかった。原点回帰するならそこまでしてほしい。
耐久性が高いッ!

ほんとぉ?
「iPhone 7」から防水機能が追加されたのと同時に耐久性も強化されていましたが、今回はその耐久性がさらに強化。
新開発の「Ceramic Shield」なる技術により、これまでの4倍という驚異的な耐落下性能を誇ります。

ドロッパーにはうれしい変更点!

(ドロッパーって何…?)
すぐに携帯電話を落としてしまう、かわはしみたいな人のこと。
わかってんじゃ~ん!「iPhone 12 mini」

最大の魅力は手が小さめな日本人にぴったりの「iPhone 12 mini」の登場。
「iPhone 5s」よりちょっと大きく、「iPhone SE(第2世代)」よりちょっと小さなボディに高性能なチップを詰め込んで、5.4インチの有機ELディスプレイを搭載。
もちろん耐久性も向上してて、超広角カメラだって付いている。かなりの優等生です。
…でも買わない。

頑固だなぁ…。
スマホは軽くなきゃ!miniはひさびさの130g台
新型4機種の重量は次の通り。
- iPhone 12 mini:133g
- iPhone 12:162g
- iPhone 12 Pro:187g
- iPhone 12 Pro Max:226g
参考までに、過去機種もどうぞ。
- iPhone 11:194g
- iPhone 11 Pro:188g
- iPhone 11 Pro Max:226g
- iPhone XS:177g
- iPhone 8/iPhone SE(第2世代):148g
- iPhone 5s:112g
「Pro」「Pro Max」についてはあまり大差ありませんが、「mini」と「無印」はかなり頑張っています。特に「mini」の133gは、「iPhone SE(第2世代)」の148gを下回っています。
スマートフォンは毎日持ち運ぶものなので、やはり軽い方がいいですよね。そんなニーズに合った機種というのが、「iPhone 12 mini」なのです。
総評:来年USB-Cと指紋認証をつけてくれれば完璧
全体的には、今回の新機種は、Appleがなかなか本気を出しているなぁといった印象です。
小さなサイズの新機種も作り、さらに耐久性も向上。軽くなった上に原点回帰。これまでの発表の中ではなかなかワクワクしたという印象です。
ただそれだけに、LightningとFace IDの継続は本当に残念でした。この2つとノッチについては、次期モデルではしっかりメスを入れて、より使いやすいiPhoneになってほしいなぁ…というのが全体の感想です。
とりあえず、僕は来年のモデルに期待します。それまでは「iPhone XS」を愛でることにします。

(なんで最後にそんな気持ち悪い表現使うかなぁ…。)
アトセツ:あと1年間、iPhone XSを使うために

実はあと1年「iPhone XS」を使っていくにあたって、
とある2つのアクセサリーを買ったんだ。

アクセサリー?

そう。詳細に言うと、ケースとフィルムなんだけどね。

へぇ。気分転換ってこと?

そういうこと。
ケースとフィルムを新しくすれば、買い替えるのがもったいなくなるからね。

あ、そんな理由なんだ。

まあ、今記事を書いているところなので、
近日中にその記事は公開する予定です。

(本当に公開されるのかな…。)