
どうもこんにちは。最近寒くなって、目がよく乾いてしまうかわはしです。
今のこの時期だと、「iPhone 12」を手に入れてはしゃいでいる人もたくさんいるかと思います。
ただ僕は、前回の記事で新型iPhoneは来年までスルーしておくと高らかに宣言してしまいました。
そこで残り1年間にわたって「iPhone XS」を使っていくにあたって、既に1年半も使ってきたケースは変えるべきだということになりまして。
今回はガジェット好きにはちょっと有名な商品を買ってみました。
それがパワーサポートの「エアージャケット」なるクリアケース。今回はこちらの購入レビューをしていきます。
この記事のもくじ
クリアケースといえばこれ

購入してから2日後。予定よりも早く、ケースが届きました。
中に入っていた緩衝材は、あたかも大きな紙の一片をちぎって丸めましたみたいなやつ。
どうせ捨てるのでいいんですけど、これってどうなんでしょうか…。せめてちゃんと四角く切ってくれませんか。

中に入っていたのはその緩衝材と、納品書、そしてこのケース。
そういえば、あの有名な「真贋判定ビューワー」は入ってませんでした。別に頼んでいないのでなくてもいいんですが、ちょっと楽しみにしていたので残念。

少し気になった点ですが、外装の箱の中がちょっと傷ついています。
製品そのものには問題はないのでしょうが、2,700円もするんだからもっと気を遣ってよ…とは思います。

どうやら、ケース本体には「セルフリペアコート」なる加工が施されているみたい。
ケースについた微細な傷に復元作用を働かせることで、長期間透明度の高いクリアケースとして使うことができる…ということですね。
ちなみに、先日発売された新型iPhone「iPhone 12」シリーズ用の「エアージャケット」では、ケースの素材がこれまで使われてきたポリカーボネートから、新素材「トライタン」に変更されました。
トライタンは高い透明度と適度な柔軟性を備えているということで、この後の着脱のしにくさはある程度解消されています。やったね!
さあ、iPhoneに着けてみよう

さっそく僕のiPhone XSに着けてみました。ケース単体の画像を取ろうとしていたのですが、忘れちゃったみたい。てへ。

「てへ」じゃねーし。
それはともかく…どうでしょうか、この一体感。さすがは天下の薄型ケース。
「あ、ケース着けてるな」と分かるくらいの存在感はありますが、ケースによってそこまで本体の幅が広がっていないのが画像でも分かるかと思います。

背面はこんな感じ。高い透明度が売りなので、iPhoneのゴールドが非常に美しく見えます。
ここで個人的にいいなと思ったポイント、それはケースのどこにも「POWER SUPPORT」というロゴが入っていないこと。
僕は今までSpigenの「ラギッド・アーマー」というケースを使っていたのですが、それには背面に「Spigen」というロゴが入っていました。
まあ、そのケースはクリアケースではないのでダサさとかは感じませんが、クリアケースは「ケースをつけた状態でも本体の美しさを感じたい」という人が買うものなので、ロゴがないスッキリしたデザインというのは非常にいいです。

みんながみんな、そんな変な理由で買うとは思えないけど…。

今まで使っていたSpigenのケース(写真右「ラギッド・アーマー」)と厚さを比較してみました。
どうでしょうか。写真でも、パワーサポートのケースの方が薄いことが分かるかと思います。

Spigenのケースもそんなにゴツくはないですが…
パワーサポートはやっぱり安定の薄さです。

側面ですが、Spigenはボタンも保護してくれます。押し心地はまあゴムっぽいといえばゴムっぽいですが、悪くはありません。
それに対して、パワーサポートはボタンの部分がくり抜かれています。指の腹で押すのは難しくなるので、押しやすさではSpigenには負けますが、その分だけ押し間違いというのは著しく減ります。
マナーモードスイッチはどちらもくり抜き。ただしパワーサポートの方が薄いので、割と簡単に操作ができます。

本体底面からのショットも載せておきます。やはり薄い。
そしてこの部分での違いは、Spigenはスピーカーと気圧調整穴の部分が楕円状にくり抜かれていますが、パワーサポートは1つずつ精巧にくり抜かれています。
逆に、Spigenは充電ポートの四方が囲まれていますが、パワーサポートは上までくり抜かれています。耐久性の問題でしょうか。

数年前にケースの電源ボタンの上の部分が壊れたのを思い出した。

そうならないようにくり抜いたのかな…。
ついでにフィルムも貼り替えてみる

せっかく本体と一体感があるのに、ノッチの部分がくり抜かれている100円ショップのガラスフィルムを貼り続けるのは正直ダサいです。
ということで、過去に購入したことがあるOAprodaのガラスフィルムを買ってみました。価格は購入時点で1,099円のところ、クーポン使用で999円。安いッ!
ちなみに、最新のiPhone 12 mini用ガラスフィルムは2枚に増えたのに1,200円(記事執筆時点)です。お前マジかよ。
このガラスフィルムはなんだかんだで3回目の購入なのですが、前回購入した時は特に落としてないのに3日で割れたので返品しました。
なので今回、買うことをちょっと躊躇しましたが、返金した時の対応が早かったので、もう一度信じて買ってみることにしました。

フィルムの他には、貼り付けの際に本体に着けるガイド枠と、貼り付け時に使うものが入った袋、そして説明書が入っています。

袋の中にはマイクロファイバークロスとアルコールクロス、ホコリ除去シールが入っています。
まあこれはフィルムを貼る上で必要不可欠ですが、実は僕はもう一つ道具を使います。

こいつです。
やつの名前は「ブロワー」といって、本来はカメラのメンテナンスに使うもの。
ただし我が家では、年数回のフィルム貼り替えのために購入しています。だってカメラなんかねーし。

だったら買わない方がいいんじゃ…。

このブログで正論言ったら負けだぞ。

どんなブログだよ…。
とにかくこいつは画面に付いたホコリを飛ばすのに最適。なのでフィルム貼り替えの際には大変重宝しています。

こんな風にガイド枠を本体に取り付けてから、フィルムを貼っていきます。
ガイド枠に沿って、ゆっくりと、慎重に…。

そして貼り付けた結果がこれ。ほぼ完璧に貼れました。
途中、凄まじい量のホコリが入ってしまったので「また返品か…はぁぁ」と思っていたのですが、根気よく貼り直していたら奇跡的に上手くいきました。

ただ、貼り直しすぎたせいか左上が少しだけ浮いてしまいました。これだけはちょっと残念です。
1か月経過…結局どうよ?!
さて、なんだかんだで購入してから1か月が経過しました。
その1か月で感じたことを一言にまとめると…ぶっちゃけ、めっちゃいいです。
まず本体との一体感が素晴らしい。手に適度な湿り気があれば、ケースが少しだけ手に吸い付いてくれるので、ツルっと落とす心配はそこまでありません。
実は「ズボンのボケットから落ちてしまった」などで、すでに何度か床に落としてしまっているのですが、本体に傷はついていません。ケースを見ても、ジッと見ない限りは傷がついている感じはしません。

ケース買って1か月で何度も落とすのは早すぎないかい。

面目ない。
充電ポートの穴は広めにくり抜かれているので、これといって充電ケーブルが干渉するということもありません。最高です。
ただし、欠点としてはなかなか外しにくいです。これがハードケースの宿命なのですが、最初の数日間は指が痛くなるほどやっても外せませんでした。
何度か着脱していると少し外しやすくなってきます。しかし、油断は禁物。薄いケースですから、適当に外そうとするとバキッと割れますよ。

心配な人は、取り外し用の「エアージャケット・リムーバー」を注文しましょう。無料です。
あと、もう一つ気になる点があります。それは「汚れが目立つ」こと。
クリアケースなので、ちょっと汚れが付いてしまっただけでなかなかかっこ悪い風貌に代わってしまいます。指紋も目立ってしまうので、ブラック系の本体カラーの人はクリアブラックを買うことをおすすめします。
総評:2,700円払う価値は十分ある
1か月使ってみて、このパワーサポートの「エアージャケット」はだてに高評価を受けているわけではないんだなと率直に思いました。
やはり品質はかなり高いですし、その薄さゆえに本体との一体感は抜群です。外しにくいのはちょっと残念ですが、そんなことで文句を言っていたら「じゃあハードケースなんか買うな」案件です。
ケース自体はとても軽い(16g程度?)ので、本体重量が軽い最新機種のiPhone 12 miniを持っている方はエアージャケットを買ってみるのがおすすめです。
iPhone 12 mini用のエアージャケットの重量は18gとなっています。
高めとはいっても、決して手の届かない価格帯ではありません。むしろここまで品質の高いケースを3,000円以下で買うことができるというのは、かなり大きな魅力だと思います。
名誉のために言っておくと、Spigenのケースも決して悪かったわけでは全くありません。むしろ、これまで購入してきたスマホケースの中で最もいいと思ったスマホケースです。
しかし、パワーサポートのエアージャケットはそれを超えてきました。ほぼ完璧なケースです。「クリアケースといえばパワーサポート」という言葉の意味が、なんとなく分かったような気がします。
実は僕は1年後に機種変更を控えているのですが、その際にもパワーサポートのエアージャケットを買おうかと本気で検討しています。…今度は黒のiPhoneを買って、クリアブラックのケースを買います。

(それはつまり、「クリアにしたのは失敗だった」って言ってるようなものじゃないかな…)
何はともあれ、このケースは割と自信を持っておすすめできると思います。パワーサポートのエアージャケットは最新機種のiPhone 12 mini用・iPhone 12/12 Pro用が2,680円、iPhone 12 Pro Max用が3,280円です。あなたもこの一体感に、取り憑かれてみませんか…?
アトセツ:リニューアルって…?

この記事、信じるか信じないかはあなた次第。

急にうさんくさくなるからやめて。

あ、そうだ。
実は言わなきゃいけないことがあってさ。

言わなきゃいけないことって?

このブログを、今月中にリニューアルしたいと思います。

え。

まあ、詳しいことは今度…
特設ページを開設して説明する予定です。

(展開が急すぎるよ…)